青春しようぜッ!!
「なんだよみんなしてびっくりしてさー 俺だって普通のことくらい言います〜!!」


裕太の言葉が普通過ぎて私も呆然とした。


「まあまあ! たまには裕太もこういうこと言うのよ! じゃあ次は私ね」


明理が気を取り直してグラスを置き、今年一年を振り返った。


「私は、高2になって友達ができるのでさえ不安だった 菜々に話し掛けるのでさえ躊躇った でも勇気を出して声を掛けたんだ」


そうだったんだ・・・。
あんなに明るく話し掛けてくれたから友達作るの上手なのかと思った。


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