あきれるくらい側にいて

ずっ 頭痛が……。

あたしは、ただただ頭を抱えた。訊かなきゃよかった……なんて後悔したくなるくらい。

あたしって、どんだけ酒癖が悪いの?
それに、どうしてこんなに何も覚えてないの?

たぶん今のあたしは、目の上に何本もの縦線が入ってるに違いない。うん、確実に。


「三次会へは行かなかったんだ?」

「サクラさんフラフラだったんで、心配で」


それで、あたしのことを追ってきてくれた彼は


「居酒屋に一人で入ってくサクラさんを見つけて」

「それで?」

「声をかけたら『飲みなおそう』ってなって」


そこで帰ったらよかったのに、って思ったけど。


「それ、誰が言ったの?」

「サクラさんです」


やっぱりね……。

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