永遠の華〜last eternal〜
「……なにが、あった」
すがりつく私に、香は優しく受け入れてくれた。
声がいつになく真剣で、私の耳にこれでもかという位に、響く。
その声にハッとする。
思わず体を離そうとしたら、香がそれを許さなかった。
「おい、ゆかり」
低い声に体がビクッと反応し、涙が引っ込む。
首を左右に振り、頭を整理させた。
何を、してるの私は……!
『ご、ごめん……!何でもないの……!』
泣いときながら、そんな事が通じるわけがないのは分かってはいるけど。
私は体を引き離し、少し距離を取った。
混乱してたからって、香に抱きつくなんて……!