永遠の華〜last eternal〜


「邪魔だ。早く入れ」




トン、と背中を押され、お店に足を踏み入れる。





「あ、ゆかり!」




立ち尽くす私の姿を見つけた悟くんが、安堵の表情を浮かべていた。


悟くんたちの姿に、私はホッと胸をなで落とす。


……うん、大丈夫。





「遅いから心配したよ。良かった、香と会えたんだな」




『……え?』




キョトンとする私に、悟くんが「あぁ…」と意味深な顔をして私と香を見てきた。




……なに?






「くくっ……なるほどね。香らしいっていうか。
何でもないよ、ゆかり」




『……?』




そう悟くんは言うけど、後ろでものすごい形相で睨む香がいる。




ちょっ、怖い……!




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