永遠の華〜last eternal〜

「……まだ飲むつもりか」




少し離れたところにいた玲に、数本の酒を頼む美麗。
玲も、眉間にシワを寄せて迷惑そうな顔を浮かべている。





「なによ、飲んでナンボ!飲ませてナンボでしょ!」





そう言いながら次々とボトルを空けていく美麗と海斗。
コイツらは夜の世界を長くやっているだけあって、かなりの酒豪だ。
俺らも強い方ではあるが、二人には敵わない。





「さぁ、飲むわよー」

「おー」





意気込む二人に、俺は小さくため息をつくしかなかった。
こうなったら、今日は付き合うしかねぇ。


ゆかりを一人にしておくのも何だが、ここには悟たちもいる。
それにさっきの事を考えれば、ゆかりを一人で帰すわけにもいかない。



もう一度ため息をつきながら、俺はそのまま飲み続けた。
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