永遠の華〜last eternal〜
私の言葉を遮り、手を引く香と、
笑顔で手を振る美香たちに呆気に取られながらも車に乗せられてしまった。
無言で走り出す車の中で、ただ黙っているしかなかった。
「で?」
『……は?』
主語もなくいきなり口を開く香に、思わず私はマヌケな声を出してしまった。
……で?
で?、ってなに。
「今日のメール。アレはなんだ?
今だけ特別に言い訳を聞いてやる。
十字以内でな」
短っ……!
相変わらず私を見ようともしない香に、少しムッとした。
なによ。
そこまで怒らなくても良いじゃない。
『用事があったの!』
十字以内で答えてやったら、メガネ越しでギロッと睨まれた。
な、なによ!
言えって言ったのは、香なんだからね!