永遠の華〜last eternal〜
「あぁ。確か兄貴が転勤になったとかで、一人暮らししてるんだっけ」
こくん、と頷きながら香を見ると何やら熱い視線を送っている姿が目についた。
……え、なに?
視線をたどれば、その先には颯人がいる。
『……なに香。颯人が気になるの?
ダメよ、いくら香でも相手は男だよ?』
「頭沸いてんのか、お前」
『なっ……!』
ちょーっと冗談を言ってやったら、すごい勢いで睨まれた。
そのあと鼻で笑うもんだから、余計腹立つ!
「はいはい。イチャつくなら余所でやって下さいね、香さん」
「ゆかりちゃんは美香のだけど、香さんなら許せるかなー!」
『ちょ、誰が……!』
「んじゃ遠慮なく」
「バイバーイ!また連絡するね、ゆかりちゃん!」