ティッシュに涙と少しの残骸
【ほんとに!?じゃお願いしちゃう】

ぱあっと表情を一際輝かせて喜んでくれる星流を可愛いと思った。

「どんなのがいい?」
【真雪におまかせ!楽しみに待ってるね】

サイダーを注いだグラスを渡して星流をみつめる。あたしの視線を感じ目線を上げた。

【なぁに?】
「いや、マジで星流可愛いな―って」

すると真っ赤になって本で顔を隠した。

【なっ、何ゆってるの!真雪の方が可愛いよぉ】
「全然、あたしなんて地黒だし髪傷んでるし目小さいし」
【私だって天パだし鼻丸いしつまんないし…】

小さい声でごにょごにょ喋る星流が可愛くて可愛くてあたしは思わず抱きしめた。

「星流だ―いすき!」
【私も真雪だ~いすきっ!】

二人仲良く夕飯を食べ途中まで星流を送っていった。お母さんに娘がもう一人増えたみたいで嬉しいって食器を洗いながらTVを見てるあたしに笑って話してくれた。
< 50 / 248 >

この作品をシェア

pagetop