ティッシュに涙と少しの残骸
だいぶ高校生活に慣れてきた。衣替えの季節を迎えブレザーを脱ぎ白いワイシャツにリボンがますます映える。
ブラが透けて見えるのが嫌だと星流が愚痴をこぼす。ならキャミを着ればいいと助言するが暑いから嫌だとごねた。
星流のおかげで成績はめきめきと上がりクラスで10位以内に入れるようになった。(星流は5位以内)

【真雪は元々頭が良いんだよ。成績が悪かったのは勉強してなかったからだよ】
と努力を評価してくれた。こんな風に言われた事なんてなかったから素直に嬉しかった。


【真雪~、帰ろっ】
「ウチ寄ってくでしょ?」
【勉強はしないよ?テスト終わったもん】
「そりゃしたくないよ。でも期末テストそろそろだね」
【テストばっかでやだなぁ】
「夏休みなるまで頑張ろ。今日はまったりしよ」

コンビニでアイスを購入して食べながら自宅へ向かう。居間の扇風機を部屋に持ち込みコンセントを差し込んだ。早速漫画を出して読む星流。あたしなりに綺麗にラッピングした箱を机の引き出しから右手に移して後ろに隠す。
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