ティッシュに涙と少しの残骸
星流のお母さんが料理をしている間荷物を持ち星流の部屋へと移動。

【散らかってるけど】
「可愛い~!星流らしいね」
【そう?フリルとかリボン好きなだけだよ】

初めて入る星流の部屋は乙女ちっくで微かにジャスミンの薫りが漂っていた。また胸のドキドキが再開して急に焦る。

「クーラーついてていいなあ、あたしん家暑くてごめんね」
【私真雪の家好きだよ、暑くても関係ないよ】

星流の口から“好き”と聞いた瞬間、心臓が口から出そうになった。
一瞬
呼吸をするのを忘れた…

【真雪?どしたの?】

星流が間近で顔を覗きこんでいたから慌てて引っ込んだ。

「ううん!!なん…あっ、お腹空いたなぁ~ってさ」
【荷物片して様子見に行こっ】

サクサクと要領よくこなす星流に目を逸らす。この気持ち…なんなの?
片想いしてる時と同じじゃん…
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