ティッシュに涙と少しの残骸
珍しく酔っ払って椅子で眠ってしまったお母さんにカーディガンを肩から羽織ってあげた。食器を洗いながら交わした会話を脳内から引きずり出して明日の為に備える。
…確かあたしが彼氏を睨んでいたら星流が少し怒ってたっけ。真雪ってば見すぎ!って。いや、違うから
ムカついて睨んでただけだから!って言いたかったけどさ。食器を洗い終えてふと彼氏の顔をよくよく思い出したら
あの夏の
激痛の
嫌な出来事がぶわっと頭にめぐった。
ガタガタと震える両手で口を抑え、トイレに走りドアも閉めずに顔を突っ込み、吐いた。
嘘だ
全部嘘で有って欲しい
星流が片想いしてた相手が
この世で一番あたしが憎い彼奴だなんて
「嘘だ…。やだ…星流、認めない!絶対認めないんだから―!!」
トイレから響く叫び声にお母さんの肩がぴくりと反応したとも知らずにあたしは声をあげて泣きじゃくった。
…確かあたしが彼氏を睨んでいたら星流が少し怒ってたっけ。真雪ってば見すぎ!って。いや、違うから
ムカついて睨んでただけだから!って言いたかったけどさ。食器を洗い終えてふと彼氏の顔をよくよく思い出したら
あの夏の
激痛の
嫌な出来事がぶわっと頭にめぐった。
ガタガタと震える両手で口を抑え、トイレに走りドアも閉めずに顔を突っ込み、吐いた。
嘘だ
全部嘘で有って欲しい
星流が片想いしてた相手が
この世で一番あたしが憎い彼奴だなんて
「嘘だ…。やだ…星流、認めない!絶対認めないんだから―!!」
トイレから響く叫び声にお母さんの肩がぴくりと反応したとも知らずにあたしは声をあげて泣きじゃくった。