俺様王子のお姫様
トイレの入口に近づくと
三谷さん達の会話が
聞こえ、思わず隠れた。

「何で…」
「千夏…」
「あたし…あたしも…
高石君好きなのに…
告白した時は誰とも
付き合う気がないって…」

三谷さん泣いてる?

私は聞いちゃ駄目だ。

でも足が動かなかった。

「何であの人なの…ッ」
「千夏落ち着いて?
無理矢理かもだし」
「無理矢理…そんなの」

私はやっとその場から離れた。
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