妄想愛桜
彼が「君が好き」と歌うキュンとする。
あぁ、耳元で囁かれたい。そして、優しいキスをして。優しく抱き合いたい。あなたの髪を撫でて私たちは、愛し合うの。激しく、でも優しさをぶつけ合いながら。






彼が「共に生きれない日が来たって、どうせ愛してしまうと思うんだ」と歌う
私は、私もよと笑う。涙を流しながら、ボロボロと涙をこぼしながら・・共に生きたい。今更・・もう遅いのだろうけど、叶うのなら、毎日抱き合って、笑いあって、また抱き合って、お互いに優しくしあうの。
くすぐったいくらいに愛の言葉を並べて、愛し合いたい。






彼が「会いたいと思うその時にはあなたがいない。今すぐ会いには行けないから、あなたが来ればいいのに」と歌う。

そうだね私も、会いたい。あなたが遠くにいても、あなたが望むのなら会いにきたい。そしてねキスをするの。何度も何度も優しいキスをするの。
重ね合う唇、柔らかい唇、彼の笑顔。私だけに見せる顔、包み込むの。私の愛で、胸で、離さない。会えないたび感じる寂しさを、抱き合うことでしか共有できなくても、私は構わない。
彼の愛を口で包み込んで私の愛の深さをわかってほしい。
笑って、私だけに。
喜んで、私の愛に。
そして、私の中に・・・激しく愛し合いたい。
愛し合いたい・・違うかな・・愛されたい気持ちが強いのかもしれない。だから、激しく、でも、どこか優しく愛されたい。






彼が「抱きしめたい」と歌う。
あなたの好きなように私を・・おもちゃのようにいたずらして・・
笑いあって、喘ぐ声はキスで塞がれるの。
息が出来ないくらい、愛して。
意識がなくなるくらい激しく突いて・・
愛されたい。
深く深く深く・・・
先が見えないくらい愛されたい・・・






彼が、歌うとき腰をいやらしく動かすシーン・・たまらず・・愛し合いたくなる。その腰の動きを見るたび、自分を重ね合わせてみるの。

いやらしい自分を哀れむ自分と、彼への性欲との苦悩。
なんでこんなに抱かれたくて仕方ないのかな。
我慢できなくて、画面のあなたにキスをする。
届かないと思っても・・
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