ヤクザに愛された女 壱


そう言って拓也さんと
麗奈さんは部屋から出ていった。


「…金しまっとけ、
明日買い出し行くぞ」


「…う、うん」


あたしはそう答えると
カバンの中にお金をしまった。


「風呂行くぞ」


あたしがしまうのを見た後
龍二さんは立ち上がるとそう言った。




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