オトナな初恋
『あのさ、夕方には用事も終わってるだろうし、その後でもいいか?』



「え?…いいんですか?」

『ああ。そんなに時間もかからないと思うから、終わったら電話するよ。』


「はい!!」


うわぁ〜よかった!!
そんなに遅くならないって言ったよね?
やった!デートだ!!
さっさと仕事終わらせて、家で支度しよーっと。


私は嬉しくて、もう昨日の事なんて忘れて仕事に取りかかっていた。





この時、ちゃんと聞いてれば、良かったなんて後で、後悔することも知らずに…










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