オトナな初恋
「あの…本読んでる内に、雄太君寝ちゃったみたいです。」
『まったく…あれだけお願いしておいて…誘っておいて本当に悪かったね。』
結局断りきれずに、家まで来てしまった私。
雄太君に本を読んであげていたら、すぐに寝てしまった。
『いつも2人でしか食事しなかったから、桜井さんが一緒にいて、はしゃぎすぎて、疲れたんだろうな。
あんなに嬉しそうにしてる雄太を見たの久し振りだったから、僕まで桜井さんを強引に引き止めてしまったよ。』
「そうだったんですか。」
雄太君を思って、私を引き止めていたんだ。
あまりにも強引で、戸惑ったけれど、親として子供の喜ぶ顔が見たいと思うのは当然なんだろうな。
「雄太君も寝ていますし、そろそろ帰ります。」
『送るよ。家はどこ?』
「平気です。雄太君が目を覚まして、誰もいなかったら不安になりますよ。」
『でも…』
♪〜♪〜♪…
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