オトナな初恋
















「ふ〜気持ち良かった!」



観覧車を後にしてホテルへ戻り温泉へ入った。




部屋へ戻り呼び鈴を押す。





『随分長風呂だったな。』




先に戻っていた拓海さんはすでにバスローブ姿でくつろぎモード。





「ジェット湯ってあったから、足腰に重点的に長いこと当ててたの。
なんか体軽くなったみたいで良かった!」





窓際の椅子に座り外を眺めた。明日にはもう帰っちゃうんだ。
2泊3日ってあっという間だったな…






『何考えてたの?』





「ん?楽しかったなぁって。明日にはもう帰っちゃうんだなって。」






『今度はもう少し長い休みの時にまた旅行行こうな。GWとかに今度は南の方で沖縄とかさ。』





「うん。色々な所に行って思い出たくさん作りたいね。」








拓海さんと一緒なら近場でもきっと楽しめるよ。







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