切ない恋物語
「後悔だけは、したらダメだよ。永遠だったら、夢果を幸せにできるよ。応援してるからね。私も慶斗も、永遠の味方だから」
沙姫はブランコから降り、俺の前で笑った。
「さんきゅ」
俺も笑った。沙姫と話して、少し気持ちが落ち着いた。
沙姫は帰っていった。俺も公園を後にした。
俺はやっぱり、夢果が好きで好きでたまらない。
もうこの気持ち、抑えられない。
好きだ。
好きだよ。
大好きだよ。
夢果を俺のものにしたい。
夢果を俺だけのものにしたい。
夢果…
俺の…
俺だけのものになって下さい。
俺の彼女になって下さい。