君と私の愛し方

『ねぇ..辛い時は帰って来いよ』

「ありがとう」

由夏は本当に優しい..


しばらく話して電話を切った。
するとメールが来ていた。
隆誠からだった。

【絵莉っていつ来るの?】

【明日だよ】

本当に明日私は
引っ越すんだ。

【良かったら明日会わない?変なこと絶対しない】

えっ?!!
まだ知り合ったばっかりなのに!!

【知り合ったばっかりだよ?】

【そうだよね】

【うん...】

送信―


しばらくたっても
隆誠からはメールが
来なかった。
時計を見ると
針は12時をさしていた。

「やばっ」

私は布団に入り
目を閉じた。

.
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