藍色の砂



ダブルベットに腰掛ける
ボクの隣にちょこんと座り、
大きな瞳を揺らしてる。



『ごめんね…。私、いっぱい傷付けて
る…コウくんのこと。はっきりしない
のがいけないんだよね…。』



奥歯を噛み締めた。



『今はダメだよ。今もしも兄貴に
バレたら…ボクたちは終わりだよ。』



全てを失ってしまう。



細いキミの腕が首の後ろに回る。
『それだけはイヤ…』と懇願する
唇を塞いだ。



『だから約束だよ?口が裂けても
このことは誰にも言わない。二人
だけの秘密だよ…。』



絶対に知られてはならない
ボクたちだけの秘密。



守れるよね…?










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