藍色の砂



ボクたちは、
永遠の約束をここに刻むんだ。



『ボクたちのことは、一生口に
するな。』



例えどんなことがあっても、
何ひとつこぼしちゃいけない。



初めてキミと交わした約束だから。



『最後の最後で……ボクの気持ち、
組んでくれよ。』



これが、終わりじゃない。



そうだろ…?



黙ったまま頷くキミを
もう二度と抱きしめてやれない。



『最後の最後まで…二人の約束…
守って…?』



ごめん…。
泣くつもりなんてなかったのに。
余計困らせてるのはボクか。



互いに溢れ出る涙を拭って
微笑み合った。



まだ笑えんだよ。
ボクたちは。












< 192 / 201 >

この作品をシェア

pagetop