藍色の砂



『咲妃さん……ありがとう。』



ボクと出逢ってくれて…



ボクを愛してくれて…



キミに愛された時間は



かけがえのない宝物です



『兄貴と……幸せに。』



どうか、精一杯の強がりを
見抜かないでほしい。
ボクを心に引っ掛けたまま
兄貴の元には行ってほしくないから。



不思議だろ…?
兄弟なんてそんなもんさ。



『うん…ぅん。ありがとう…。』



顔を真っ赤にして泣き続けるキミは、
何度もありがとうを繰り返していたね。











< 193 / 201 >

この作品をシェア

pagetop