藍色の砂
『咲妃さん……ありがとう。』
ボクと出逢ってくれて…
ボクを愛してくれて…
キミに愛された時間は
かけがえのない宝物です
『兄貴と……幸せに。』
どうか、精一杯の強がりを
見抜かないでほしい。
ボクを心に引っ掛けたまま
兄貴の元には行ってほしくないから。
不思議だろ…?
兄弟なんてそんなもんさ。
『うん…ぅん。ありがとう…。』
顔を真っ赤にして泣き続けるキミは、
何度もありがとうを繰り返していたね。