遊び人な彼に恋しました。


綺麗で曇りのない、純粋な瞳。



この瞳を見ると、自分の情けなさに拍車をかける……




「俺は…「今週の金曜日……」


「……え」



「今週の金曜日、両親とも出かけてていないんです。」


「……」


純粋すぎる平田……



俺を好きでいてくれるからこその、想い……



「だから先輩、学校が終わったらあたしの家に泊まっていって下さい。」



「っ……」



「あたしのこと、少しでも好きなら……」


「……」



「……あたしのこと、抱いて下さい」





涙をうっすら浮かべた不安そうな平田の瞳がから、俺は目が離せなかった……




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