期間限定の恋
「いーなぁ、紗耶香…」
「ずるーい!」
「変わってよぉー!」
SHRが終わると早速女子がわたしの回りに集まってきた
別に…変わってもいんだけどな
正直かっこいいとは思うけど、近付くと女子からの視線が怖いから近づきたくない。
「変わろっか?」
「えー、いいのぉ!」
わたしがそう言うと彼女たちの表情がパッと明るくなった。
そんなに嬉しいのかな?
その時……
「意義あーり!」
大きな声が割って入ってきた。