太陽の下、ビー玉の色。
陽はスルッとネクタイを外した。


陽「コレ…欲しかったんだろ?」


春香「…馬鹿。」


陽「…要らないのかよ?」


春香「仕方ないからもらってあげる。」


陽「…春香もう一つもらって?」


春香「…?」


陽「いいから目閉じろ。」


私は目を閉じた。


唇に陽の温もりを感じた。


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