うんこたれぞうの大冒険
2件の着信の違いとは…

最初の着信は電話に出る前に切れたので表示が「不在着信」になっているのだが、2件目の着信は「通話」になっているのである。

当たり前だ!とお思いですか?

そう、当たり前です。

しかし、オオカミは2件の着信を見てこう考えたのです。

「不在着信」は携帯本体に履歴が残るだけだが、「通話」は利用明細に記録が残るのではないか?

オオカミはたれぞうに電話をした

オオカミ「たったいまハムスターからまた着信あったんだけど」

たれぞう「いまハムスターと一緒ですが、電話してませんよ…」

オオカミ「2回来て、最初は切れちゃったけど、2回目は通話になってるからハムスターの通話明細調べれば電話したかどうかわかるよ」

たれぞう「でも、電話していないので…そんなにイヤなら着信拒否にするとか警察行くとかすれば良いじゃないですか」

オオカミ「お前さ、そこまでしなくても、ちょっと協力してくれれば良いだけなんだけど…ハムスターの携帯にオレからの着信はまだあるって言ってるの?」

たれぞう「はい、回数は減ったみたいですが、まだ続いてるみたいです」

オオカミ「じゃあさ、ハムスターからの着信はオレがシカトすれば問題ないとして、オレからの着信は原因究明しないとオレも気持ち悪いからさ。ハムスターが言うように本当にICチップコピーされて悪用されてたら困るし、前にも言ったけどオレから着信あったら写メでいいから見せてね」

たれぞう「いや、何かもう着信消してるみたいなんで…」

オオカミ「…おぃおぃ、前に話したよね?なんで消してんだよ!?」

たれぞう「いや、オオカミさんが気になるなら勝手に警察とか行けばいいじゃないですか。僕らは被害者だし。何もしてないので」

その時、オオカミの電話にキャッチが入った。


つづく
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