うんこたれぞうの大冒険
その時たれぞうの電話が鳴った。

たれぞう「もしもし。えっ!今どこ?すぐ行くから待ってて!」

社長「どうしたん?」

たれぞう「いま彼女が道歩いてたらストーカーが来たらしくて追われてるそうなんです!早く行かなきゃ!」

社長「行かなきゃ!って…仕事中だけど」

たれぞう「人の命が懸かってるんですよ!!ボクは仕事より彼女の命をとります!!」

社長「だったら彼女にタクシーに乗って、ここまで来るように言えばいいんじゃない?」

たれぞう「ちょっと待ってください!」

なにやらゴニョゴニョ電話で話すたれぞう。

たれぞう「ストーカーいなくなったそうです」

社長「は?何やそれ?ホントにストーカーいたん?」

たれぞう「だから、もういなくなりました!」

社長「…」

たれぞう「どうやらボクの仕事のスケジュールが漏れてるようですね」

社長「は?」

たれぞう「だから、社内にストーカーのスパイがいるってことですよ!!」

社長「まさか、そんなわけないでしょ…」

たれぞう「ボクが仕事でいない時ばかり狙ってストーカーが現れるのはスパイがいるとしか考えられませんよ」

社長「…」

たれぞう「とにかく泥棒とスパイがいるとこで仕事は出来ませんから、辞めさせていただきます!」

社長「仮払いの清算はしてね…」

たれぞう「また日を改めて片付けに来ます。失礼します!」

社長「…」

社内に泥棒とスパイがいると言い出すたれぞう。

あっけにとられる社長。

会社を辞めるには充分過ぎる理由だが…ホントにそれでいいのか?

愛に生きる男、その名は「うんこたれぞう」

後の「基地外ドーテー」である。

つづく
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