うんこたれぞうの大冒険
オオカミとたれぞうが警察に行くことを約束した10日までの間に楽しい出来事もあった。

みんなの兄さん「ハプさん」の誕生日パーティーである。

ハプさんは面倒見がよくウサギもオオカミも含めみんなから慕われるまさに兄さん的存在である。

今年のパーティーはカワウソが仕切っていた。

パーティー前日ウサギからオオカミに電話が

ウサギ「ちょっと聞いてくださいよ~」

オオカミ「どした?」

ウサギ「明日のパーティー、エノキも来るらしいんですよ・・・」

オオカミ「!なんで?」

ウサギ「カワウソが呼んじゃったらしいんすよ、オレはカメさんから聞いたんですけど」

オオカミ「マジで!?そりゃまずいよ」

ウサギ「会いたくないんすけど」

それはそうである、「エノキ事件」を記憶されてる読者の方は、ウサギの気持がわかっていただけることと思う。

「エノキ事件」を知らない方は、ちゃんと最初から読みましょう。

とはいうものの、人情に厚い男ウサギは自分の都合でパーティーを欠席したりはしないのだ。

パーティー当日。

なぜか誕生日席に座っているウサギの右斜め45°にエノキ発見。

ウサギは左斜め向きに座ってエノキをみないようにする。

後輩のボケに厳しいツッコミを入れるウサギ。

後輩「ウサギさん今日はキビシイっすね!」

ウサギはエノキの方を向いて

ウサギ「オレ今日機嫌悪いからさ~!」

エノキは聞こえないフリ。

結局パーティー中エノキはウサギに絡んでくることは無かったが、なんとも図太い話である。


前日にエノキと話したカメ談

エノキ「私はもう気にしてないんですけど、ウサギさんが気にしてるみたいで・・・」


「お前が気にしろっ!!」とツッコミたくなるような発言である・・・

くわばらくわばら

つづく
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