ただ一人の魔法使い



『……空海君……あの…
空「取り合えず、今から勝気達と合流しよう。皆、新川を探してる。」』



……皆…



……会いたい…けど



…………



『…わかった。』



皆に会って



言わなくちゃ



ユ「…お姉ちゃん…」



『…大丈夫。』



ユラン君の空海君に握られていない方の手を、ギュッと握った



空「外には敵が大量にいる。気をつけろよ!」



『…その敵って……?科学者の事?』



空「科学者なんかより、もっと手強い奴…だな…例えで言うと………''人形''…かな…」



人形



…嫌な響き



空「絶対に離すなよ!」



皆の元に向かって走り始める





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