ただ一人の魔法使い



レ〈ら…ラナさん達を何とかしないと…〉



「「何とかって…ラナちゃん達をどうするの…?攻撃するの…?」」



ヨ〈…ヨナにも…?〉



夜「…………」



皆が顔を歪めた



特に、夜斗君、桜ちゃん、優ちゃんが、じっとラナちゃん達を見つめながら



…でも



夜「…ヨナは、こんなの望んでいない…」



手を前に突き出すと、氷の刃、氷刀をだした



夜「ヨナの動きを止める、手伝え。」



七「……夜斗…」



そして



優「……ソウには…優しいソウで…いて欲しいです…」



桜「ラナだって…皆に怪我をされるのは嫌だよねっ」



そう言って、優ちゃんは電気を身に纏いながら



桜ちゃんは、ラナちゃんがさっき投げてきた様な、小さな小さな薄ピンクの球を出した






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