天神学園高等部の奇怪な面々Ⅲ
散々カニに挟まれてジンジンする陽の鼻。
「あーいってぇ…鼻千切られるかと思った…」
彼がぼやくのも無理はない。
テンション高くて能天気なきょうこも、一皮剥けばあんなドSだったとは。
今後は付き合い方もよく考えなければならない。
(でも、きょうこに言葉責めされるのはちょっと気持ちよかったかもしんねぇ…俺ってソフトM?)
自分の新たな一面に開眼したやら、してないやら。
てんこもりの砂にいまだ埋められたまま、そんな事を考えていると…。
「!!!!」
陽の頭頂部スレスレに振り下ろされる日本刀。
「~~~~~っっ…」
あと1センチずれていたら、陽の頭はスイカ割りのスイカみたいにされている所だ。
その証拠に、陽の茶髪が数本、日本刀で斬られて潮風に舞っていた。
「あーいってぇ…鼻千切られるかと思った…」
彼がぼやくのも無理はない。
テンション高くて能天気なきょうこも、一皮剥けばあんなドSだったとは。
今後は付き合い方もよく考えなければならない。
(でも、きょうこに言葉責めされるのはちょっと気持ちよかったかもしんねぇ…俺ってソフトM?)
自分の新たな一面に開眼したやら、してないやら。
てんこもりの砂にいまだ埋められたまま、そんな事を考えていると…。
「!!!!」
陽の頭頂部スレスレに振り下ろされる日本刀。
「~~~~~っっ…」
あと1センチずれていたら、陽の頭はスイカ割りのスイカみたいにされている所だ。
その証拠に、陽の茶髪が数本、日本刀で斬られて潮風に舞っていた。