《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
「そんな親切いらねーよ」



吐き捨てるように言って、
陸は写真をポイと床に
投げ捨てた。



如乃が『ちょっとぉ!』と
言いながら拾うが、陸は
顔をそむけて反対方向に
目をやる。



しばらく宙をにらんで
何かを考えた後、つぶやく
ようにポツリと言った。



「でもまぁ……たしかに
いい時期にいいネタが
転がってきたな」



「…………? 陸――…?」



首をかしげる如乃に、陸は
視線を戻して彼女を見ると、



「――使えるかもな。その写真」


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