《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
「できなくても、とにかく
そうします」
気合いだけ込めてそう
答えたら、プッと笑い
ながら、その場で携帯を
出して陸に電話してくれた。
『話があるから道場の裏に来て』
それだけを言って通話を
切ると、藤枝さんは
まっすぐにあたしを見て、
「まあ、できるとこまで
やってみたらいいよ。
私のことは気にしないで。
振り回されるのは慣れてるから」
「――ありがとうございます」
今、それ以外にもう言葉はない。
_
そうします」
気合いだけ込めてそう
答えたら、プッと笑い
ながら、その場で携帯を
出して陸に電話してくれた。
『話があるから道場の裏に来て』
それだけを言って通話を
切ると、藤枝さんは
まっすぐにあたしを見て、
「まあ、できるとこまで
やってみたらいいよ。
私のことは気にしないで。
振り回されるのは慣れてるから」
「――ありがとうございます」
今、それ以外にもう言葉はない。
_