《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
「………!?

芹沢? そこにいるのか!?」



ノブの感触で気づいた
らしい先生が叫んできた。



あたしは何も言わず、ただ
ノブを握る両手にグッと
力を込める。



先生は何本もの鍵を
入れてはまわしを
繰り返してるみたいだ。


さっきのセリフからだと、
スペアは持って来たけど
どれがこの部屋のか
わからないのかも。



(お願い……開けないで。

邪魔を、しないで……!!)



ドアを挟んでお互いの
かける力が、ノブから
伝わってくる。



心臓が張り裂けそうな
ほどに激しく鳴ってた。


_
< 407 / 463 >

この作品をシェア

pagetop