《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
と、その時―――…。
「……………っ!?」
濡れたあたしの手の甲に、
温かな別の手が重ねられ。
そしてその手はしっかりと――
だけど優しく、あたしの
両手を包み込んだ。
「………泣くんじゃねーよ。
バカヤロ」
耳元で囁く、よく知ってる声。
「り、く………?」
あたしは呆然と顔をあげる。
あたしを包むように背後に
立ちドアに手を伸ばしてる
のは、間違いなく陸だった。
「え……な、なんで
ここに……!?」
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