《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
パニックを通り越して、
頭が真っ白。



だって……ここには今の
今まであたし一人しか
いなかった。



そして唯一の出入口である
ドアはまだ開いてなんて
いないのに、一体どーゆーこと?



「――そこだよ。あの窓
だけ、鍵壊れてんだ」



うつろな目で見上げる
あたしに、陸がアゴを
しゃくって上の方を示す。



「…………!?」



そこは壁際の天井付近。


外の空気を入れる換気窓
なのか、横長の長方形の
小窓がいくつかあって、
そのうちの1つが開いてた。


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