大好きな君へ

残された時間

それから、少し時間があったので、壬生寺に言った



「あたし、かくれんぼがいー!!」

「えー…鬼ごっこがいー!!」


壬生寺につくと、子供の声が聞こえた

それと、もうひとつ、聞き慣れた声が……


「そーじはなにがいー?」

「うーん……かくれんぼかな?」


「沖田さん?」

私が出ていくと、沖田さんにビックリされた

「ち、千奈ちゃん?どおしたんですか?」


「ちょっと時間があったから、きたんです」

すると、私達のやりとりを聞いていた子供達がキラキラした目で聞いてきた

「姉ちゃん、そーじの女?」

それを聞いて、急いで沖田さんが否定する

「ち、違います!!悪ふざけはやめなさい!!」


すると、子供はほっぺをプーとふくらませた

「ちぇ……つまんないの」


すると、子供達の中から女の子数人がこちらにきた

「お姉ちゃん!!わたしと遊ぼ!!」


それを聞いて、私は笑顔で微笑んだ

「いいよ」

すると、子供達は嬉しそうに笑った

「あっちで折り紙しよ?」


子供達が、私のてを引っ張った


私は沖田さんに

「私、あっちで遊んでますね?」

すると、沖田さんは

「はい」

と言って、子供達の輪にはいって言った
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