大好きな君へ
「ここどす」

部屋の前につき、お多恵さんが襖をあけた


すると、綺麗な女の人が四人いた


「皆、今日からここではたらくお千ちゃんや、よろしゅうな」


「「「「はい〜」」」」


「じゃ、お千ちゃんさいなら」


お多恵さんが出ていくと、四人が凄い勢いでこっちにきた



まずは、めがクリクリしてて、凄く明るそうな人がきた


「お千ちゃん言うん?可愛えぇなぁ〜うちは綺銘(アヤメ)言うんやぁ〜よろしゅうな〜」


「よ、よろしくお願いいたします」


すると、可愛いと言うよりは、色白で綺麗な顔の人がきた


「綺ちゃん、やめんかいな、お千ちゃんびっくりしてまうでしょ?お千ちゃん、私は蓮華(レンゲ)ゆうんよ?よろしゅうな」


「よろしくお願いします」


「そんなかしこまらんでもえぇのに」


とお蓮ちゃんに笑われた



そして、少し色黒でぱっちり二重の人がニコニコしながらきた


「お千ちゃん、よろしゅうな〜うちは綺叶(キキョウ)言うんや、叶ちゃんてよんでなぁ」


すると、他の二人もきて


「叶ちゃんだけずるいはぁ〜うちは綺ちゃんなぁ〜」


「うちも!!うちは蓮ちゃんな」


と盛り上がり出した


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