アイドルに愛されちゃったお姫様♪
赤くなった顔を見られたくなくて俯いた。
そんなあたしに気づいてない優は、ベッドに座って話を続ける。
「あ、朝なにも言わないで出てってごめんな」
あぁ、そうだ。
その事、言おうと思ってたんだよ。
「そうだよ。
朝起きたらもういなかったからびっくりしちゃった。
朝ご飯作ろうと思ってたのに」
「あぁ…そのことなんだけどさ、次から作ってくれなくでも大丈夫だから」
「なんで?」
「なんか悪いし。
それに毎朝とか大変だろ」
「全然大変じゃないから大丈夫だよ?」
「いや、今日よりもっと早い日もあるから。
無理させるのは嫌だし」
全然いいんだけどな…。
「あたしはほんとに大丈夫だよ」