あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第二章〜

零、落ちる・・・

「げっ!! また赤毛のアン・・・」


女達はこの前、千愛にやられた奴が
数名混ざっているみたいで
アンたちを見て後ずさりにする。


「零から連絡あってな~
ジウを守ってくれってな。」


「零が!?」


ジウがアンに問う。


「ああ。 どうもあやなつに
ジウを尾行させてたんは、
女達の足を掴むためやったみたいやなぁ。
敵を欺くにはまず味方からってか?」


「零さんらしいです。」


千愛がニヤッと笑った。



「まぁ、結局は足を掴めてないみたいやけどな。」









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