天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
「じゃあ、そろそろ理事長室に行こっか。」
私は、腕時計をみながら言った。
「あぁ」
湊が一言言った。
「じゃあ、俺たちは自分のクラスにでも戻るか。」
真兄が蒼くんたちに言った。
「そーだな。」
蒼くんが答えた。
「今日ありがと。」
私は、真兄たちに言った。
「おう」
「じゃあね〜」
「バイバ〜イ」
「密歌ちゃん、湊のことよろしくね〜」
「「じゃあね、兄貴。」」
「「バイバイ密姉〜。」」
と手を振りながら真兄たちは帰って行った。