天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
「それよりさ、あんた兄だか知んないけど人の邪魔しないでくれる?」
「あ〜ごめんごめん。邪魔したつもりはひと欠片もないんだ。」
真兄は、涼しい顔で言った。
「お前ウザいんだよ!!」
------シュッ
「いってぇー」
真兄は、血をふきながら言った。
今、部下が真兄の頬を殴ったみたいだ。
「ま、真兄大丈夫?」
私は一瞬何が起こったのかわからなかった。
「大丈夫だよ。」
真兄は、笑顔で私に言った。
さっきは真兄なら普通によけれるんだけど結李架たちが人質にとられてる以上手は出せないためあえて、部下のパンチをくらったみたいだ。
相変わらず。
「てめぇーなにかっこつけてんだよ。」
「かっこつけてるわけじゃないよ。大切な妹を守ってるだけだよ。」
ニコッと笑った真兄。
相変わらず笑顔を絶やさないんだから。
でも、これ以上真兄にも結李架たちにも手は出させない。
私がみんなを守るんだ。