天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
ただいま、密歌の家の前。
なんで、ここにいるって??
それは、早朝のことだ。
家族でご飯食べている時だった。
携帯をいじってた兄貴が口を開いた。
「真からメールがあって、今日からみんなで登校しよ〜だってよ。みんないいだろ??」
マジ!!?
毎日、密歌と一緒に登校すんの!!??(その他も一緒だけど……)
ちょー嬉しい。
「いいねそれ〜。でもさ今日、湊って朝練と生徒会なかったよね??」
「あぁ無い。」
「「じゃあ、今日は、一緒に行けないね〜ww」」
ウゼ〜、弟の分際で調子こくな!!
「うるせ〜関係ないだろ!!」
「「関係大アリだよ〜。だって、密歌お姉ちゃんのこと好きなんでしょ〜〜??そこの何が関係ないの〜〜??湊兄は、わかりやすいからね〜ww」」
マジウザッッ!!
ってか、そーいえばそうだった。
こいつら(家族全員)俺が密歌のこと好きなの知ってたんだ。
ってか、俺ってわかりやすいか??
「うるせ〜。ってか、俺わかりやすいか??」