天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
それは、密歌のこと。
密歌は、小声で言った。
「あ??呼んでも返事ないから置いてきた。」
俺は、簡単に置いてきた理由を話した。
「えっっ??私のこと呼んでた??」
「あぁ。」
「えっっ全然気付かなかった……」
「だろ〜な。何回呼んでも応答なかったし。」
「そーだったんだ。なんかごめんね。」
「別にいいよ。いつものことだし。」
密歌が応答ないのは、いつものこと。
すぐに自分の世界入るからな。
まぁ、別にいいんだけどな。
「密歌〜〜〜〜〜」
話の途中で誰かが密歌を呼んだ。
この声は………
あいつしかいない。