天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜

不機嫌オーラむんむん!?

【密歌side】

あの後、予鈴が鳴り終わってたので教室の中に入った。

さっきから湊は、不機嫌オーラむんむん………

湊は、そのままドカッッと椅子に座った。

今度は、机に伏せないで、机に肘をつき窓の外をみていた。

それでもやはり不機嫌オーラむんむんのご様子。

「ねぇ密歌。あいつどーしたの??」

「なんか不機嫌オーラがやばいぞ。」

「だよね。なんか、さっきから不機嫌なの。なんでかな??」

愛梨と龍夜は、湊に聞こえないくらいの大きさの小声で聞いてきた。

まぁ、多分聞こえてるだろうけど………

こんなに席が近ければね。


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