天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜

『はいはい。もしもし湊??』

「あぁ」

『蒼のことだけど。サボったことは数回あるけど、今は女と遊んだりしてないから。』

「知ってる。もう少しで体育祭だからその準備だよな。」

『ああ。なんで知ってるんだ??』

「俺、生徒会長。」

『あ〜そっか。報告書ね。』

「うん。それより今、学園が大変なことになってる。それでお願いしたいことがあって兄貴に電話した。」

『大変なこと??何があったんだ??』

「んと、いちから話すと時間がかかるから終わり次第詳しく話す。簡単に説明すると今、この学園に侵入者がいる。そいつらは、高等部のやつに用があったみたいで高等部に侵入して来ていて校舎を荒らしている。」

『何!?どこのやつらだ??』

「鬼高」

『あの鬼高か。やっかいだな〜。もしかしてあいつを追いかけてきたのか??』

「らしい。それでこれから俺らで学園から追い出すから真さん、兄貴、雅さん、姉貴にも手伝って欲しい。」

『わかった。俺らもすぐにそっちに向かう。』

「頼みます。来る前に大学部の人に校舎から出ないように言っておいて。」

『わかった。あいつらにも言っとく。』

「頼みます。じゃあ、またあとで。」

『おう』

――――ガチャ

俺が電話した相手は、兄貴。(頼んだのは、真さんだけど………)


< 96 / 278 >

この作品をシェア

pagetop