さよなら、ブラック




「入れてもいい?」




歩のその一言で、わたしのやわらかいところがコンクリートのようになった。




津波のように押し寄せる記憶。




抑えつけられたわたしの体。




激しい痛み。




血がにじんだ、あいつの顔。



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