さよなら、ブラック




そう思っていた。




本当にそう思っていたのに、わたしは今、男と一緒にお茶をしている。




しかも、オープンテラスのあるお洒落なカフェで。




目の前の男は、レモンティの入ったカップをゆっくり口に運んでは、そのたびに、ふぅ、と深呼吸をする。



< 24 / 203 >

この作品をシェア

pagetop