さよなら、ブラック




「痛っ!」




足元を見るのと同時くらいに、足元から男の声がした。




そこには、耳を抑えて顔を歪めている男がいた。




男のすぐそばに、ハードカバーの本が転がっている。




どうやらここで寝転んで本を読んでいたらしい。




そこへ、わたしのローキックが彼の耳を直撃したようだ。



< 26 / 203 >

この作品をシェア

pagetop