さよなら、ブラック





その辺りからだと思う。




どちらからも、




「付き合ってください」




なんてことは一度も言ったことはなかったけれど、わたしたちは、おそらく付き合っていた。




ある日突然、「彼氏彼女」なったわけじゃなくて、日を重ねるごとにそうなっていった感じ。




一緒に買い物に行ったり、お茶したり、マイナーな映画を観たり、図書館へ行ったり。



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